産まれる前の出来事。
ある夕飯時の話。
TVから、ワールドカップ直前のサッカー中継のサポーターの声が聞こえてきて
「姫さんがお腹に居る時はちょうどワールドカップだったね〜懐かしい」
なって話していたら、ちび男が話始めました。
ちび男「ぼくね、ここのおうちに来られてよかった〜」
母「??え?なんで???」
ちび男「あのね〜、ぼくはうまれて来る前、お空に居たの。
それでお空に居た時は、おねえちゃんとお友達だったんだよ」
母「えぇ?!へ〜、それで??」
ちび男「それで、ねえちゃんが先にパパとママの所がいいって言って、行ったのね」
母「うんうん」
ちび男「それで〜、お空から、あ〜あそこのおうちにうまれていったんだな〜って。
あと他にもお友達が居たのね、それで、いろんなおうちに生まれて行って...」
母「そうなんだ〜。じゃあなんでちび男はおうちに生まれて来たの?」
ちび男「えっとね〜、他にもいろんなおうちがあったんだけど、良いなと思ったおうちは
みんな兄弟が多かったのね。それで、ママとパパの所はおねえちゃんひとりだったし
ママが『男の子が欲しい』ってすごく思ってたみたいだから
それじゃあ、ボク行こうかなと思って。それでここのおうちに生まれてきたんだよ〜」
男の子が欲しいと思ったという所で、亡くなった大空くんの事を思って危うく泣きそうになったのですが、
なんとか堪えて「ふ〜ん、そうなんだ、それで、パパとママの所に生まれて来てよかった?」
と聞き返しました。
ちび男は「うん、良かったよ〜。パパとママとおねえちゃんのおうちに生まれてきて良かったよ〜」
と話してくれました。
なんで、急にそんな話?
姫さんがお腹に居たよね〜って話からだったからだと思うのですが・・・
それにしても良く出来たお話。
本当にそうなのか
イマジネーション豊かな子どもの感性から生まれたお話なのか
どちらにしても、ちょっとホロッとした話だったので
ここに覚え書きを残しておきましょうか。
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